ノーベル賞授賞式を見た感想

 

昨夜、3人の日本人のノーベル賞の授与の模様をインターネット中継でライブで見ました。

格式高いファンファーレの響きの神々しさ、
美しい装い、
合間に演奏された厳選された音楽の美しさ、
重厚で荘厳な会場の雰囲気、
最高のもてなし、
参加者同士の和やかな挨拶と歓談の様子、
どれをとっても「成熟」「円熟」の極みで、ため息が出るほど素晴らしいものでした。

今どんどんカジュアルで軽いラフなものに流れがちですが、やはりここ一番という時は、堅苦しい格式ばったものも、実はとても大事なのではないか、と気付かされました。

また、日本にはヨーロッパとは違いますが日本独自の厳かな作法や型があります。受賞者のご夫人がたも全員日本の正装である美しい着物で列席されていて、それもすごく感動しました。

そして何より、ノーベル賞は世の中に貢献した特別な個々人への表彰ではありますが、
それを見て感銘を受けている私達1人1人も、とても強い存在なのだと気付かされました。
ノーベル賞というような華々しい評価を受けないかもしれませんが、各人が、信じる道を歩き続けたのちには、その人にとって大きなご褒美が待っている。
そんな確信と感動が得られた授賞式でした。